大相撲

 初めて観たのは幕下時代である。出足を活かした押し相撲と四つ相撲で圧倒していた。大抵の力士は幕下で苦労するものだが、速攻相撲であり、相手に反撃の隙を与えない相撲なので負け越し知らずで十両に昇進した。鋭い出足に加えて上半身の筋肉が発達し ...

大相撲

 5月1日、五所川原市に凱旋し、優勝パレードを行った。パレードは尊富士が生まれた金木町で1度目、五所川原市中心部で2度目が行われ、金木町には2万人、五所川原市中心部では3万5千人が訪れ、計5万5千人から祝福を受けた。また師匠は無理はさ ...

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 次の3月場所で新入幕を果たした。初土俵から所要9場所での新入幕は、年6場所制となった1958年以降の初土俵(幕下付出を除く)としては常幸龍と並ぶ史上最速タイのスピード出世となった。また新入幕から1場所通過は史上7人目となった。この場 ...

大相撲

 初めて番付に名前が載った2022年11月場所は、6番相撲で元幕内の旭大星を破るなど7戦全勝で序ノ口優勝を果たした。続く2023年1月場所も7戦全勝で序二段優勝を果たした。三段目に上がった同年3月場所は4番相撲で敗れ、初土俵からの連勝 ...

大相撲

 高校卒業後は日本大学法学部政治学科に進学し、日本大学相撲部に入部した。大学の同期には元十両の川副などがいる。2年次に全日本大学選抜金沢大会準優勝、全国学生体重別選手権大会135キロ未満級準優勝、全国学生相撲選手権団体優勝などの実績を ...

大相撲

 母は陸上の短距離選手だったみたいだ。そしてその才能は尊富士の出足の速さとして遺伝している。また足首の細さは力士とは到底思えないものがある。よってスプリンターと付けさせてもらった。本来なら幕内優勝を果たした時に書きたかった。しかし右足 ...

大相撲

 今場所は東十両14枚目だったが11勝4敗の好成績だった。十両2場所目となったが5連勝スタートを切り、前半戦は6勝2敗で折り返した。そして後半戦は11日目に勝ち越しを決めると14日目は優勝争いの先頭を走る尊富士を寄り倒しで破り、10勝 ...

大相撲

 今場所は西十両11枚目だったが13勝2敗の好成績で4場所ぶり2度目の十両優勝を果たした。2場所連続休場明けとなったが、観た限りでは怪我の影響はなく、初日から圧倒する内容で中日勝ち越しを決めた。そして後半戦は10日目に東白龍に敗れて初 ...

大相撲

 今場所は東十両8枚目だったが11勝4敗の好成績だった。3連勝スタートし、7日目までは6勝1敗だった。しかし8日目からは連敗し、優勝争いから後退した。それでも12日目に大青山に勝って勝ち越しを決めるとその後も連勝し、11勝で場所を終え ...

大相撲

 今場所は西十両2枚目であり、自己最高位となったが9勝6敗で勝ち越した。序盤から白星が先行し、前半戦は5勝3敗で折り返した。そして後半戦は11日目に7勝目を挙げるも翌日からは連敗し、勝ち越しを前に足踏みした。しかし14日目は藤青雲を上 ...