大相撲

 2024年9月場所は関脇大の里が2場所ぶり2度目の優勝を果たした。成績は13勝2敗だった。また大関昇進の目安となる3場所合計33勝を上回る34勝をマークした。そして初土俵から所要9場所での史上最速大関昇進となった。

勿論 ...

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 大関昇進に関しては年齢が30歳であり、今年で31歳になるので厳しくなってきている。大関候補のライバルとしては大の里が7月場所で優勝し、場所後の昇進が確実となった。また阿炎と若元春とは力量はほとんど同じに見える。そして若手の平戸海、熱 ...

大相撲

 結局この場所は力が一歩及ばなかったという印象である。それは同じく9勝6敗で大関獲りを逃した若元春も同様である。一方豊昇龍は12勝3敗で初優勝を果たし、3人の中で唯一大関昇進を決めた。ただ豊昇龍も14日目終了時点では審判部に内容を評価 ...

大相撲

 思うような成績を残せなかった場所だが、私としてはこの場所を抜きにしては語れないと考え、敢えて取り上げた。2場所前の2023年3月場所は12勝をマークした。そして5月場所は10勝だったので大関獲りの場所だった。7月場所は一人横綱の照ノ ...

大相撲

 対照ノ富士戦は7勝9敗である。また二場所は不戦勝であり、不戦勝を除けば5勝9敗となる。そして最初の対戦は照ノ富士が勝っているが、当時の照ノ富士は序二段に番付を下げる前であり、2回目以降の対戦は令和に入ってからである。相撲を取って勝っ ...

大相撲

 さて大栄翔を語る上で語るべきエピソードが3つある。

・初優勝を果たした2021年1月場所

・照ノ富士キラー

・大関獲りを逃した2023年7月場所

の3つである。それでは一つずつ触れたい ...

大相撲

 突き押し一本の取り口だが、入門後しばらくは左四つの相撲を取っていたようだ。よって小さな頃からずっと突き押し相撲を取っていた訳ではなく、突き押し相撲を覚えながら番付を上げていったということである。特にのど輪が強く、馬力でそのまま外へ運 ...

大相撲

 私の目に入ってきたのは入幕後しばらく経ってからである。当時は幕内と十両を往復していた。そして注目するようになったのは自ら注目したのではなく、NHKの実況アナウンサーがしきりに注目力士として名前を挙げていたからである。そして見てみると ...

大相撲

 2022年7月場所は新型コロナウイルス感染者と濃厚接触した可能性があるため、13日目から休場した。しかし13日目終了時点で6勝7敗であり、負け越していなかったため9月場所は関脇に残留した。その後は三役の地位で二場所連続で負け越し、平 ...

大相撲

 新小結の場所は7勝8敗で負け越すも次の3月場所は平幕で勝ち越し、一場所で三役に復帰した。そして同年7月場所は鶴竜と貴景勝から2つの不戦勝を得る幸運もあったが11勝4敗で2度目の殊勲賞を受賞した。翌9月場所は新関脇となり、追手風部屋で ...