2024年9月場所を振り返って 優勝争い 12日目 若隆景ー大の里戦
そして大の里が土俵に上がった。若隆景との取組だったが巡業の稽古では手合わせはあったようだが初顔合わせである。また協会審判部は高安をぶつけるという選択肢もあった。今年5月場所に一度対戦があり、その時は高安が勝っている。おそらくだが悩ん ...
2024年9月場所を振り返って 優勝争い 12日目 大栄翔ー錦木戦、高安ー平戸海戦
12日目。全勝の大の里は若隆景戦が組まれた。そして2敗力士のうち霧島は琴櫻戦となった。また平幕下位の錦木と高安は錦木が大栄翔戦、そして高安が平戸海戦ということでいずれも小結との取組となった。最初に土俵に上がったのは錦木である。大栄翔 ...
2024年9月場所を振り返って 優勝争い 10日目 霧島ー大の里戦
そして10日目である。早くも大の里と霧島の直接対決が組まれた。大の里が勝てば霧島と星二つ差となり、2度目の優勝が見えてくる。一方霧島が勝てば1敗で大の里と霧島が並び、2敗力士を含めて優勝争いが分からなくなる。ということで今後の優勝争 ...
2024年9月場所を振り返って 優勝争い 9日目まで 大の里独走ムード
前半戦は5日目終了時点で大の里が全勝で単独トップに立った。また大関琴櫻と元大関で関脇の霧島はともに5日目は初黒星となったものの4勝1敗であり、まずまずの好スタートを切った。一方大関豊昇龍は2勝3敗であり、優勝争いどころか勝ち越しさえ ...
2024年9月場所を振り返って 場所前 照ノ富士に関して
場所前は7月場所で10度目の優勝を果たした横綱照ノ富士が初日から休場した。7月場所後の夏巡業は参加したものの、巡業中に膝を痛めたのが一番の原因のようだ。それに加えて糖尿病で体重が10キロ以上落ちており、巡業の終盤3日間は取組から外れ ...
2024年9月場所を振り返って 大の里優勝と記録に関して
2024年9月場所は関脇大の里が2場所ぶり2度目の優勝を果たした。成績は13勝2敗だった。また大関昇進の目安となる3場所合計33勝を上回る34勝をマークした。そして初土俵から所要9場所での史上最速大関昇進となった。
勿論 ...
逃げない相撲を取る男! 大栄翔 今後に向けて
大関昇進に関しては年齢が30歳であり、今年で31歳になるので厳しくなってきている。大関候補のライバルとしては大の里が7月場所で優勝し、場所後の昇進が確実となった。また阿炎と若元春とは力量はほとんど同じに見える。そして若手の平戸海、熱 ...
逃げない相撲を取る男! 大栄翔 大関獲りを逃した2023年7月場所 その2
結局この場所は力が一歩及ばなかったという印象である。それは同じく9勝6敗で大関獲りを逃した若元春も同様である。一方豊昇龍は12勝3敗で初優勝を果たし、3人の中で唯一大関昇進を決めた。ただ豊昇龍も14日目終了時点では審判部に内容を評価 ...
逃げない相撲を取る男! 大栄翔 大関獲りを逃した2023年7月場所 その1
思うような成績を残せなかった場所だが、私としてはこの場所を抜きにしては語れないと考え、敢えて取り上げた。2場所前の2023年3月場所は12勝をマークした。そして5月場所は10勝だったので大関獲りの場所だった。7月場所は一人横綱の照ノ ...
逃げない相撲を取る男! 大栄翔 照ノ富士キラー
対照ノ富士戦は7勝9敗である。また二場所は不戦勝であり、不戦勝を除けば5勝9敗となる。そして最初の対戦は照ノ富士が勝っているが、当時の照ノ富士は序二段に番付を下げる前であり、2回目以降の対戦は令和に入ってからである。相撲を取って勝っ ...