大相撲

 今場所は8勝7敗という成績だった。初日は隆の勝に押し出されて黒星スタートとなり、これで4場所連続で初日黒星となった。その後も平幕相手に黒星を重ねると6日目は王鵬に掬い投げで敗れて2勝4敗となり、二桁どころか勝ち越しさえ危ぶまれる状況 ...

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 今場所は8勝7敗という成績に終わり、大関昇進後初の一桁勝利となった。序盤は4勝1敗であり、前半戦は6勝2敗で折り返した。しかし後半戦は9日目に宇良に敗れると11日目からは3連敗し、勝ち越しを前に足踏みした。しかし14日目は阿炎を押し ...

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 今場所は全休した。休場は今年5月場所以来2場所ぶり通算22度目となった。また横綱昇進後は在位19場所目で11度目となった。7月場所後の8月23日の夏巡業で稽古中に左膝を痛め、取組から外れた。その後は巡業には参加したものの取組からは外 ...

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 十両の優勝争いは今年3月場所で幕内優勝を果たし、今場所は西11枚目まで番付を下げていた尊富士が初日から白星を並べると同時に格の違いを見せつけていた。怪我の影響もなく、このまま独走するものと思っていた。しかしこういう時は大抵ライバルが ...

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 三賞は二度目の優勝を飾り、場所後に大関に昇進した関脇・大の里が敢闘賞と技能賞の2つを獲得した。いずれも3度目の受賞となった。また自己記録を更新する新入幕から5場所連続の三賞受賞となった。技能賞に関しては左からの攻めに成長が見られると ...

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 そして大の里の一番である。結びで豊昇龍戦となった。対豊昇龍戦は土俵の上では3戦3敗であり、そのいずれもが右からの下手投げで敗れている。大の里にとってはまさに「天敵」であり、結果だけでなく精神面も問われる一番となった。また豊昇龍はここ ...

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 霧島と高安は3敗同士の対戦となった。特に霧島は関脇であり、大関復帰に向けて非常に大事な相撲である。相撲は高安が今場所良く見せている細かい突っ張りで霧島を突き起こした。しかし霧島も下からあてがって応戦し、後ろには下がらない。そして霧島 ...

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 14日目。まずは優勝の可能性を残す3敗力士の取組からである。錦木は王鵬との一番だった。王鵬は自己最高位で勝ち越しており、新三役に向けて非常に大事な終盤戦となる。相撲は立ち合いで錦木が珍しく右からかち上げると左を差して一気に寄り、王鵬 ...

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 そして取り直しの一番である。立ち合いで琴櫻のモロ差し狙いは変わらず。一方大の里は右を固めたのは同じだったが左は肘を上げ、かち上げるような形で当たった。これにより最初の相撲より立ち合いの威力が増した。そして大の里が圧力で勝った分、あっ ...

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 そして結びの一番である。大の里は琴櫻戦だった。この一番に勝てば2度目の優勝に大きく近づく。そして3場所トータルの勝ち星が大関昇進の目安の33となり、場所後の大関昇進が見えてくる。それに加えて昨日とは違って大関戦であり、大の里にとって ...