元大関の肩書を嫌う男! 正代 最後に
雑誌の1月場所前の寸評を見ると「大きな怪我もなく長く続けられたら。玉鷲関のようにはいかないと思うけど35歳は越えたい」と書かれてあった。どうやら息の長い力士が目標のようである。また玉鷲に関しては大関は目指していないと発言しており、性 ...
元大関の肩書を嫌う男! 正代 ネガティブと言われる性格
個人的には性格面は語りたくないところである。しかし「ネガティブ」というイメージが定着しており、この力士に関しては語らざるを得ない。驚いたのが新十両昇進時の会見である。その中で十両で対戦したい相手を聞かれて「誰とも当たりたくないです」 ...
元大関の肩書を嫌う男! 正代 2021年7月場所14日目 白鵬戦
白鵬が最後の優勝を全勝で遂げた場所である。相撲は最後の仕切りで白鵬が仕切り線から大きく下がり、東の徳俵付近で構える奇策に出た。その後お互いが見合うような形でぶつかると白鵬が右から張り手を見せ、再び互いに見合う形となった。そして白鵬が ...
元大関の肩書を嫌う男! 正代 2020年3月場所12日目 白鵬戦
白鵬の晩年であり、全盛期とは違ってかち上げや張り差しを多用していた。そしてこの相撲でも白鵬は立ち合いで右から張り手を見せた。しかし正代は張り手を読んでおり、当たった瞬間に首を右に向け、張り手をかわした。すると頭に血が上った白鵬派から ...
元大関の肩書を嫌う男! 正代 2020年9月場所での初優勝と大関昇進
この場所は関脇で迎えたが前半戦は照ノ富士に敗れるなど2敗し、6勝2敗で後半戦を迎えた。しかしこの時点で優勝争いトップタイであり、大混戦の場所となった。そして後半戦は白星を重ねると13日目は大関・貴景勝を突き落とし、14日目は大関・朝 ...
元大関の肩書を嫌う男! 正代 稽古台
2024年9月場所時点では幕内力士の平均身長は184.8センチ、平均体重は161.8キロである。正代は身長184センチ、体重169キロであり、幕内平均に近い力士である。またアゴを上げる立ち合いが特徴であり、四つ相撲が得意ということで ...
元大関の肩書を嫌う男! 正代 相撲の取り口
右四つ・寄りを得意としているが左差し狙いの立ち合いが多い。体が大きい割には差し身が上手く、モロ差しも得意である。胸から強く当たり、相手の上体を起こしてから差す相撲が持ち味である。よって立ち合いの踏み込みの強さがポイントになる。そして ...
元大関の肩書を嫌う男! 正代 私が観た印象
どうしても比較したくなるのが現・幕内の遠藤である。遠藤の方が1学年上であり、3年次は遠藤に敗れてアマチュア横綱のタイトルを獲得できなかった。そして遠藤はアマチュア横綱となったことで幕下10枚目格付出の資格を獲得し、鳴り物入りで入門し ...
元大関の肩書を嫌う男! 正代 2023年~現在まで
その2023年1月場所は10勝以上で大関特例復帰となる場所だったが8日目に6敗目となり、大関特例復帰が消滅した。結局この場所は6勝9敗で終わった。
次の3月場所は3年ぶりの平幕の番付だったが、右足の状態が回復しつつあっ ...
元大関の肩書を嫌う男! 正代 怪我と大関から陥落
しかし9月場所前に苦難が訪れる。場所前の8月31日に右足親指の巻き爪および化膿が一部で報じられた。足の親指は力士にとって生命線であり、特に正代は立ち合いの踏み込みがその後の流れを決めるタイプである。結局9月場所は初日白星も2日目から ...