大相撲

 幕内同様、十両の優勝争いも面白かった。8日目終了時点で1敗が獅司、安青錦、若碇の3人であり、2敗で4人が追いかける展開となった。そして10日目までは1敗の3人が譲らず、並走が続いた。11日目は獅司と若碇の直接対決となった。相撲は若碇 ...

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 三賞は殊勲賞は初優勝すればという条件付きで王鵬と金峰山が候補に挙がったが優勝できなかったため、該当者なしとなった。

 敢闘賞は優勝争いをリードした金峰山が2年ぶり2度目の受賞となった。また千秋楽の尊富士ー霧島の勝者が受賞 ...

大相撲

 豊昇龍は優勝インタビューで3敗目を喫した後、師匠の立浪親方から「楽しくやれ」と声を掛けられたようだ。この言葉に助けられ、翌日からは肩の力が抜け、自分の相撲に集中できていた。そして王鵬のアシストもあり、優勝と横綱昇進を手繰り寄せた。相 ...

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 優勝決定戦は豊昇龍が大関、そして王鵬と金峰山が平幕ということで豊昇龍にとっては負ける訳にはいかない。ましてや綱取りが懸かっている。土俵下に入ってのくじ引きは王鵬が真っ先に引きたかったようだが豊昇龍が譲らず、先に引いたようである。勿論 ...

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 この結果を見届けてスイッチが入ったのが豊昇龍である。優勝に加えて綱取りの可能性も出て来た。琴櫻戦だったが琴櫻は既に負け越しが決まっており、本調子ではない。よって豊昇龍が勝ち、決定戦に駒を進めると予想していた。

 相撲は豊 ...

大相撲

 千秋楽。金峰山は王鵬戦だった。過去の対戦成績は1勝1敗だが、先述の通り金峰山は相撲の取り口を変えているので参考外である。金峰山はこの一番に勝てば優勝であり、金峰山が優勝を決める可能性が高いと見ていた。相撲は当たってすぐに金峰山が左右 ...

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 そして結びで豊昇龍と尊富士の3敗対決となった。過去の対戦成績は豊昇龍の1勝であり、この1勝は尊富士が新入幕優勝を果たした2024年3月場所である。豊昇龍が小手投げで破り、尊富士の新入幕での初日からの連勝を11で止めた一番だった。尊富 ...

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 14日目。王鵬は隆の勝戦だった。過去の対戦成績は王鵬が4勝2敗でリードしているが、実績は隆の勝の方が上であり、油断できない相手である。相撲は押し合いから隆の勝が右を差し、寄って前に出たが王鵬が土俵際で左からの突き落としを決め、3敗を ...

大相撲

 そして金峰山は琴櫻戦だった。過去の対戦成績は琴櫻の2戦2勝である。ただ対戦は一昨年であり、金峰山は突き押し一本の取り口に変えているので参考にはならない。金峰山は前日は豊昇龍に敗れたが、琴櫻であり、体が大きく的が大きいということで思い ...

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 尊富士は阿炎戦だった。過去の対戦成績は1勝1敗であり、先場所は阿炎が注文相撲で勝っている。よって先場所の内容を踏まえて尊富士がどういった相撲を取るかが注目された。相撲は阿炎が立ち合いでけたぐりの奇襲を見せたが尊富士は何かあるかもしれ ...