大相撲

 最初に目に入ってきたのは幕下時代である。元幕内大碇の長男だが、大碇より体が小さく、その部分では父とは比較できなかった。ただ体は小さいものの動きが速い上に技も多彩である。そして小さいながらも頭からぶちかます相撲を取っていた。よって将来 ...

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 2023年7月場所は7戦全勝で優勝決定戦を制して三段目優勝を果たした。翌9月場所で幕下昇進後も勝ち越しを続け、2024年1月場所は東幕下15枚目となり、十両昇進の可能性がある15枚目以内の番付となった。さすがに幕下上位に入ると大勝ち ...

大相撲

 高校入学とほぼ同時に新型コロナが世界的に蔓延し、寮から外出できなかった時期もあった。しかし「逆に集中できた」と稽古とトレーニング三昧の日々が続いた。更に1日5回の食事で入学時70キロそこそこだった体重は、高校3年間で40キロも増えた ...

大相撲

 若碇改め藤ノ川は京都府京都市西京区出身で伊勢ノ海部屋所属であり、年齢は20歳である。また身長176センチ、体重117キロであり、押し、左四つ、寄り、投げを得意としている。

 元幕内・大碇(当時は準年寄)の長男として、東京 ...

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 そしてこの日は父の甲山親方が解説を務めていた。そして取組後は「まあ、相手もいることなんで、あんまり喜べないスけども」と喜びを押し殺している感じだった。この後何とNHKは取組中の甲山親方の様子をVTRで流したのである!。NHKは大相撲 ...

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 この場所は西幕下2枚目で3勝3敗であり、7番相撲は十両の土俵で欧勝海戦だった。いわゆる入れ替え戦ということで勝てば勝ち越すと同時に新十両の可能性が高くなる一番となった。

 相撲は若碇が1回突っ掛け、二度目の立ち合いで立っ ...

大相撲

 新入幕の2025年5月場所は7勝8敗で負け越した。しかし千秋楽での負け越しであり、同年7月場所も東前頭16枚目に据え置きとなった。そして回り込む相撲と俊敏な動きは幕内の土俵でも通用するところを見せた。また4連敗スタートとなったが連日 ...

大相撲

 引退後は尾車部屋の部屋付き親方として指導していたが、2022年2月7日、尾車部屋が閉鎖されたことに伴い、力士8人、呼出1人とともに同じ一門の二所ノ関部屋へ移籍した。

 そして2024年5月30日、日本相撲協会は理事会にお ...

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 その後2016年1月場所で新関脇に昇進した。大分県からの新関脇は玉乃海、千代大海以来戦後3人目となった。また新入幕から59場所掛かっての新関脇は兄弟子の豪風(68場所)に次ぐ史上2位のスロー記録であり、33歳9か月は戦後6位の高齢昇 ...

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 師匠の中村親方は元関脇嘉風である。嘉風は大分県佐伯市出身で尾車部屋所属だった。また身長177センチ、体重148キロであり、突き、押しを得意としていた。

 日体大3年次にアマチュア横綱を獲得したが学業と学生相撲を優先し、卒 ...