2025年5月場所を振り返って 優勝争い 11日目 大の里ー若隆景戦 大の里と若隆景に関して
この相撲は結果だけでなく、大の里が成長を見せた一番と言っていいと思う。勝因は二つある。一つ目は右上手である。これまでは右を差せないとまともな引きに走ることが多く、相撲に我慢が足りないように見えた。そして対策として取り組んできたことが ...
2025年5月場所を振り返って 優勝争い 11日目 大の里-若隆景戦 相撲に関して
次は全勝の大の里と2敗の若隆景の取組である。過去の対戦成績は2勝2敗だが、今場所は若隆景の体が良く動いており、大の里にとっても油断できない相手である。また大の里に勝てる可能性を考えれば私的には横綱を除けば若隆景しか思い浮かばず、注目 ...
2025年5月場所を振り返って 優勝争い 11日目 安青錦-琴櫻戦
11日目。優勝争いの5人は残り3番の取組で土俵に上がった。2敗の安青錦は琴櫻戦だった。初の大関挑戦であり、優勝争いというよりも力試しの一番となった。一方の琴櫻はここまで6勝4敗であり、終盤は上位戦が組まれるのでここは勝っておきたいと ...
2025年5月場所を振り返って 優勝争い 10日目まで 豊昇龍の巻き返し
そして後半戦は9日目は1敗の若隆景が阿炎に引き落としで敗れて2敗となった。大の里は全勝を守り、他の1敗力士も1敗をキープした。
10日目は大の里が全勝を守った一方、伯桜鵬と安青錦が敗れて2敗に後退した。全勝は大の里、そ ...
2025年5月場所を振り返って 優勝争い 8日目まで 大の里独走ムード
8日目までは大の里が強さを見せ、全勝を守った。一方大栄翔は6日目から連敗し、場所後の大関昇進に黄色信号が灯った。また8日目はここまで全勝だった伯桜鵬が明生に敗れて初黒星となり、この後の取組で大の里が勝ったことで大の里が単独先頭に立っ ...
2025年5月場所を振り返って 優勝争い 場所前~5日目まで
場所前は大の里の綱取りが一番の話題だったが、新横綱豊昇龍は先場所は金星3個を配給した上に途中休場しており、横綱2場所目にして早くも正念場に立たされた。また休場の原因となった右ヒジ痛の回復具合も焦点となった。大栄翔は長らく三役に定着し ...
2025年5月場所を振り返って 大の里優勝に関して
2025年5月場所は大関大の里が2場所連続4度目の優勝を果たした。成績は14勝1敗だった。初日から連勝し、12日目終了時点で後続に星3つ差をつけた。そして13日目の琴櫻戦で勝てば優勝だったが一方的な内容で寄り切り、2日を残して優勝を ...
これぞ理想の横綱! 照ノ富士 横綱として果たした役割
そしてもう一つ伝えたいのが横綱として果たした役割である。白鵬から受け継ぐ形で横綱になった訳だが、白鵬は優勝回数45回の大横綱であり、長い間相撲界を引っ張てきた。またプロ野球ではよくあることだが、トッププレイヤーが引退するとその穴がな ...
これぞ理想の横綱! 照ノ富士 最後に 復活への覚悟
私は師匠のおかみさんが言った「覚悟の人」という言葉が全てだと思っている。間近で横綱のことを見てきた人が言うのだから間違いない。そして努力といってもただの努力ではなく、想像を絶する努力である。自分の相撲人生はもう長くないと言い切り、そ ...
これぞ理想の横綱! 照ノ富士 師匠の伊勢ヶ浜親方の存在 育成能力の高さ
また現役時代のライバルだった千代の富士の師匠だった北の富士さんは「横綱2人を育てたのだから手腕を認めざるを得ない」と語っていた。現役時代は千代の富士に辛酸を舐めさせられてきたが、師匠になってからは育成能力をいかんなく発揮している。