大相撲

 さて美ノ海が所属する木瀬部屋を簡単に紹介したい。元幕内肥後ノ海が所属していた三保ヶ関部屋から分家独立し、2003年12月1日に創設した。部屋は土俵が三面あり、冷暖房を設置している他、稽古場をビデオ撮影できるなど設備は充実しているみた ...

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 さて新入幕に関しては本人の努力もあるが、私は運も良かったと思っている。理由は3つある。

・平幕下位で二桁黒星の力士が多数出たこと

 平幕下位で5人も二桁黒星となるのは珍しいと言っていい。一方妙義龍や熱海富士が ...

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 そして9月場所は10勝5敗の好成績であり、十両では初となる二桁勝利となった。前半戦は6勝2敗で折り返した。そして後半戦は10日目に勝ち越しを決めるも翌日からは連敗し、優勝争いからは後退した。しかし14日目は欧勝馬を押し出しで破り、白 ...

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 新十両となった2018年7月場所は5勝10敗で跳ね返された。その後4場所は幕下での土俵となり、2019年5月場所に十両に復帰した。また復帰を決めた3月場所では自身初の幕下優勝を果たした。しかし5月場所は5勝10敗と再び十両の壁に阻ま ...

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 高校時代は三年次に国体で団体優勝、個人戦も決勝で逸ノ城との鳥取城北対決を制して優勝するなどの実績を残し、卒業後は日本大学経済学部経済学科へ進学した。四年次には主将を務めて全国学生相撲選手権で団体優勝などの実績を残した。個人タイトルは ...

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 今場所も先場所同様、混戦となるのはほぼ間違いない。ということで今場所のポイントを3つ挙げたい。

・霧島の巻き返し

 9月場所は攻めていながら組み止められず、負けた相撲が多かった。本人もコメントしていたが、師匠 ...

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 九州場所の新番付が発表され、四人が新入幕となったが私的に一番嬉しいのが美ノ海の新入幕である。それでは美ノ海の紹介をしたい。

 美ノ海は(ちゅらのうみ)と読む。本名の「木崎」が沖縄の名字ではないため、沖縄の人に素直に応援し ...

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 今場所は東十両14枚目で新十両の場所となったが12勝3敗の好成績だった。初日から白星を並べ、中日勝ち越しを決めると9日目は千代丸を寄り切りで破り、史上3人目となる新十両力士の初日から9連勝を決めた。しかし10日目は一山本に敗れて初黒 ...

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 今場所は東十両8枚目であり、十両二場所目となったが9勝6敗で勝ち越した。前半戦は5勝3敗で折り返した。そして後半戦は10日目に7勝目を挙げるも11日目からは3連敗し、勝ち越しを前に足踏みした。しかし14日目に勝ち越しを決めると千秋楽 ...

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 今場所は再入幕の場所となったが11勝4敗の好成績で初となる敢闘賞を受賞した。前半戦は7勝1敗で高安と並んで優勝争いのトップに立った。そして後半戦も白星を伸ばし、11日目終了時点で単独トップの上に二位に星二つ差を付けた。その後は大栄翔 ...