大相撲

 そしてこれらの陰ながらの功績は友鵬が亡くなった後証明されることになる。亡くなったのは9月8日であり、9月場所前日だった。そして力士に負担を掛けたくない妻・智恵美は、自宅から近い葬儀場で送り出すことを望んだ。しかし貴乃花親方も大嶽親方 ...

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 そして虎伏山によると、友鵬の考えは、大鵬親方に仕込まれたところがあると思うと語る。大鵬親方は周囲の人に「困ったことがあったら言いなさい」と言っていたけど、それはその下に友鵬さんがいたからであると。友鵬さんは「だから全部、俺んところに ...

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 そしてちゃんこの腕前も大鵬直伝である。当初は複数あるちゃんこ番の一つを仕切るだけだったが、幕下に上がった1980年頃から部屋のちゃんこ長となった。大横綱の部屋は差し入れも多い。何でも調理できるようになった。鍋の味付けは勿論、刺身のお ...

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 友鵬は力士としては大成しなかったが、部屋には欠かせない存在だった。大鵬の教えを忠実に守り、親方からも部屋の力士からも頼られる存在であり続けた。大きな転機は大鵬の脳梗塞である。友鵬が20歳だった1977年2月、まだ36歳だった大鵬が倒 ...

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 そして世話人として友鵬の背中を見てきた後輩の一人が虎伏山(とらふすやま)である。年齢は友鵬の15歳も下であり、対戦はない。また虎伏山の最高位は東幕下2枚目ということで関取にはなれなかった。友鵬からは信頼され「トラ」と呼ばれた。虎伏山 ...

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 世話人になって最初に仕事を教えてくれたのは、5年前に引退していた白法山(びゃくほうやま)だった。年齢は友鵬の一つ上である。そして白法山によると、言われたことをきちんとこなすだけでなく、先読みしてこなしてくれたようだ。また白法山は現役 ...

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 引退後は世話人となったが、世話人とは若者頭と並んで裏方の仕事である。若者頭は主に、若い衆への指導や土俵の進行が仕事になる。定員は8人だが現在は欠員が2人おり、6人が務めている。そして世話人の業務は雑務全般であり、世話人がテレビに映る ...

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 大鵬部屋、そして大嶽部屋を語る上で不可欠な人物である。現役時代は主に「勇鵬」の四股名で相撲を取っていた。そして世話人転身後は「友人が多くできるように」と「友鵬」と改めたというエピソードがある。

 友鵬は沖縄県宮古島市出身 ...

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 最高位は西前頭9枚目であり、平幕上位の番付には上がれなかった。しかし体は均整が取れており、左四つに組み止める取り口には相撲センスを感じた。また私的には観ていて歯がゆく思う力士の一人だったが、大怪我をしていたとは知らなかった。そして怪 ...

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 2015年11月場所では、西十両14枚目で5勝10敗と負け越し、翌2016年1月場所で幕下に陥落した。この頃から現役引退を考えるようになり、この場所は勝ち越すも1場所での関取復帰は果たせなかった。そして同年5月場所で十両に復帰したが ...