大相撲

 この場所は東前頭6枚目だったが豊昇龍の休場で抜擢されての横綱戦となった。そして13日目終了時点では照ノ富士が優勝争いで単独トップであり、隆の勝は3敗ということで星2つ差がついていた。また照ノ富士は勝てば優勝という一番だった。 ...

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 隆の勝の武器、それは相撲に関してではなく、とびきりの笑顔である。おそらくだが笑顔に関しては隆の勝の右に出る幕内力士はいない。確かに勝負事において笑顔はマイナスに働くかもしれない。しかし殊勲インタビューでインタビューアーが「笑顔を見せ ...

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 今場所は5日目終了時点で3勝2敗である。組み止めた時は勝ち、相手の動きを止められなかった時は負けるといった感じであり、非常に分かりやすい。おそらくこのままいけば勝ち越せるかどうかといった成績になりそうだ。しかし上を目指すためには上手 ...

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 話はここで終わりではない。印象に残ったのが最後の取組となった千秋楽の鬼嵐戦である。雅山が土俵に上がると館内から大きな拍手が上がった。復帰を目指すなら休場しているはずであり、幕下陥落が決定的にも関わらず相撲を取ることの意味は館内のファ ...

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 2013年1月場所は負け越せば十両陥落となる幕尻の東前頭16枚目となった。また怪我に加えて心臓に痛みが走る症状が現れただけでなく、脳梗塞まで疑われる状況で出場するも初日から8連敗して負け越した。そして十両陥落が現実味を帯びたが「まだ ...

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 大関復帰が成らなかった後も、元大関として意地を見せた。2007年3月場所は2日目は朝青龍に勝ち、自身初の金星を獲得した。しかしこの場所は7日目の旭天鵬戦で右太ももを痛めて途中休場となった。その後2008年9月場所前に結婚したことで発 ...

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 そして再挑戦となった2006年9月場所では9日目までの5敗を喫して9勝止まりとなり、大関復帰は果たせなかった。しかし終盤にかけて気持ちを切らさなかったことが高く評価され、大関復帰の可能性もあると北の湖理事長はコメントした。

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 翌7月場所は魁傑以来の「大関陥落後平幕まで下がった力士の大関再挑戦」の場所となった。当時の北の湖理事長は「11勝前後を挙げれば昇進の話が出る」と話した。そしてこの場所は序盤は苦戦したものの終盤は5連勝し、10勝5敗で終えた。 ...

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 平幕に番付を下げた後は平幕上位~中位の番付に留まり、三役に昇進しても負け越して即陥落するなどかつての勢いは失われていた。また右肩の怪我で大関から陥落したが怪我の回復が遅れ、かばっているうちに今度は左肩も痛めたため、突き押し相撲だけで ...

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 新大関として迎えた2000年7月場所は初日の栃東戦で右肩を痛めたことが響き、6勝9敗で負け越した。翌9月場所はいきなりのカド番となり、勝ち越してカド番は脱出したものの8勝7敗という成績に終わった。その後も負け越してはカド番脱出を繰り ...